葬儀の手配や返礼
もろもろの手続きが
落ち着いた後に
遺された私たちは
本当の哀しみに直面します。
かけがえのない人がいない
という日常。
心にぽっかり穴があいて
色も音もない世界。
とめどなく押しよせる哀しみ。
寂しさ、悔しさ、自責を
引き連れて、
どっと押し寄せることもあれば
ひたひたとやってくることもあります。
亡くなった当初、私は哀しみや自責の念に振りまわされ、自分だけが生きていていいのか…という思いの中で苦しい日々を過ごしました。ラクになりたい気持ちと、そこから逃げてならないという思いがせめぎ合っていました。
残りの人生ずっとこの辛さが続くのかと思うと、絶望的な気持ちになり、消えていなくなりたいと思ったことは一度や二度ではありません。
誰かに分かって欲しい…という気持ちを抱きながらも、話したところで亡くなった人が還ってくるわけではない。慰めて欲しいわけでもない。周囲がかけてくれる言葉は無機質にただ通り過ぎて、冷んやりとしたものが私の中に残る。
当時の私は周囲をどう頼ったらいいのかが分かりませんでした。
こんなことで悩んでいませんか?
- 気がつくとぼんやりしている
- 自分を責めたり、後悔する気持ちで落ち込んでしまう
- 思い出すと涙が止まらなくなる
- どうしてこんなことになったのか…と繰り返し考えてしまう
- 苦しいけど、心配をかけたくないので身近な人には話せない…
この現実を受け入れて、生きていくしかないんだと頭では分かっていても、誰にも話せない苦しみの終わりが見えない日々に、私はただただ途方にくれる日々でした。
哀しみに振りまわされる日々から、哀しみとともに生きる日々へ
大切な人を亡くし、遺された者は哀しみの感情が身体にはり付いたようになり、そこから一瞬たりとも自由になることができません。
当初、私は痛みと向き合ったり、「自分に起きていること」「自分が思っていること」を専門家に話しても、この悍ましい現実は何も変わらないと思っていました。
ところが、グリーフケアを学ぶ中で、誰にも言えないと思っていた思いと同じ思いを持つ人が、思っている以上にたくさんいることを知ります。はじめは発言できずに、話しを聞くだけで精一杯だった私も、「私の話しも聴いて欲しい…」という気持ちがどこからともなく湧いてくるのでした。
あの時、どんなことが起きて、どんな想いだったのか。今、どんな気持ちでここにいるのか。
そういったことをシェアし合ったり、カウンセラーに個別に聞いてもらうようになって、死別後に大きくなっていた生きづらさが少しず和らいでいきました。顕著だったのは、何かうまくいかないことが起きると自分から関係を絶ってしまうという関わり方が激減したことです。
少しずつ自分から、人や地域の活動に歩み寄れるようになっていきました。
哀しみは消えてなくなることはありませんが、「同じ思いを持つ人がいることを知ること」や「この苦しい気持ちを持つ私のことを分かろうとして、静かに話しを聴いてくれる人があること」は、淋しくて心細くなっていた私に安心を与えてくれました。
あなたが安心して素の自分で話せる居場所。
言える場
癒える場
それがIERUBAです。
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- ポイント有効期限は150日間です。期限を過ぎたポイントは失効され、お戻しすることはできません。
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カウンセラー
グリーフカウンセラー
(日本グリーフ専門士協会認定)
石原のりこ
32歳の時に当時のパートナーを自死で亡くしました。大切な家族を突然失い、虚無感と自責の念が渦巻き、苦しい時間を過ごしました。死別から十数年の時を経て、グリーフケアと出会いました。
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